広尾の味、レシピ集に 17品載せ作製
【広尾】町健康管理センターは地元の食材を使ったメニューを載せた「広尾町ご当地レシピ集」を作った。町内各団体の女性部らのメニュー17品を紹介。食材や調理法のイラスト、写真も加えて調理のイメージが湧く内容になっている。
2013年に策定した食育推進計画「町“食で元気”まちづくり計画」(13~20年度)に基づく取り組み。地元の良質な食べ物を手軽に食事に取り入れてもらおうと作製した。特別な調味料や食材を必要とせず、比較的簡単に作ることができるものを載せた。
メニューは広尾漁協女性部、JAひろお女性部、町商工会女性部、広尾おいしい町づくりの会(土谷典男会長)、広尾漁協エゾバイツブ篭(かご)漁業部会が考案したもの。「ミルクわらびもち」、珍味のさきイカを使った「変わり松前漬」、コンブ、スルメが入った「港町特製しゃきしゃき大根サラダ」、町内の給食で好評の「えぞばいつぶカレー」などが並ぶ。
レシピには料理に慣れていない人にも分かりやすいよう、完成品の写真に加えて、イラストで料理法も紹介している。また、栄養価やその他の調理法などをポイントとして示している。
A5判20ページ、両面カラー印刷。1000部を作製し、同センターで無料配布している。同センターは「簡単に作れる料理ばかりなので家庭で参考にしてもらいたい」としている。問い合わせは同センター(01558・2・5122)へ。(伊藤亮太)