十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

シシャモ漁スタート 広尾と大樹で初水揚げ

水揚げされ、手作業で選別されるシシャモ(広尾・十勝港、13日午後0時20分ごろ、塩原真撮影)

 【広尾・大樹】十勝沿岸に秋の訪れを告げるシシャモ漁が13日、広尾と大樹で始まり、初水揚げされた。漁港は選別作業を行う漁業者で活気づいている。

 シシャモは北海道の太平洋沿岸のみに生息する魚で、十勝管内は全道有数の水揚げを誇る。漁の解禁は8日だったが、しけの影響で開始を見送っていた。

 広尾では45隻、大樹では12隻が漁を行う。この日広尾では、午前から正午すぎにかけて続々と帰港し、銀色に輝くシシャモを水揚げした。

水揚げされ、手作業で選別されるシシャモ(13日午前11時45分ごろ、広尾・十勝港で。塩原真撮影)

 待ち受けた漁業者はテーブルを囲んで大きさごとに手際良く選別し、木箱に詰めた。関係者は「魚体が大きいものが多い」と話していた。

 価格は高値で1キロ当たり大が1389円。小が1271円と昨年の初日に比べ200~300円ほど高い。大津漁協では17日に29隻で操業開始予定。漁は11月中旬まで続く。(伊藤亮太)

更新情報

十勝で金融機関、住宅ローン対策に力

紙面イメージ

紙面イメージ

11.23(土)の紙面

ダウンロード一括(73MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME