落花生を収穫 芽室町生産組合
【芽室】十勝管内では珍しい落花生の栽培に挑戦している町落花生生産組合(土屋真俊代表)の若手農業者らが7日、町上伏古の農場で収穫作業を行った。収穫機で株を抜くと、土の中で成長した落花生が次々と姿を現した。
JAめむろ青年部上伏古支部に所属する若手農家が、新たな作物の栽培を始めようと7年前に挑戦。支部員のうち20~30代の5人が同組合を結成し、落花生の生産を続けている。
種が傷つきやすく、芽が出ない種も多いため、5月下旬~6月上旬の種まきが「とても気を遣った」と土屋代表(29)。今年は春先の天候が良く、「日照時間が多かったので収量は伸びた」と手応えを感じている。
落花生はゆでた後に冷凍し、帯広市内のとかちむらや11月23日に開かれる同JAの収穫感謝祭で販売する予定。(深津慶太)