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平原通商店街に街路樹伐採を謝罪 ホコテン、ワイガヤ

無断伐採を謝罪する柏尾代表と細川委員長、ホコテン実行委役員ら(右から)

 帯広まちなか歩行者天国(オビヒロホコテン)実行委員会と「ワイガヤ十勝」は9日、ホコテン会場で2日夜に開かれた映画の野外上映会で、平原通(西2条通)脇の街路樹1本を無断伐採したことについて、帯広平原通商店街振興組合の事務所を訪れて謝罪した。ホコテン実行委は9月の今シーズン終了後、「運営体制の立て直しに向けて動きたい」としている。

 ホコテン実行委の細川吉博委員長ら3人、ワイガヤ十勝の柏尾哲哉代表が訪れた。市職員2人が同行した。同組合は、夷石行夫理事長と役員2人が対応した。

 映画上映は、十勝出身者らでつくるワイガヤ十勝が主催し、藤丸東側の壁面にスクリーンを設置。上映時に視界を遮るとして、主催者側が7月下旬に街路樹上部を無断で伐採した。

 平原通は花や緑をコンセプトに事業を展開しており、夷石理事長は「われわれの気持ちが踏みにじられたようだ。(出展者の)管理が隅々まで行き届かないのなら、実行委の体制から見直し、本当に市民のためになっているか、迷惑をかけている先はないかを検証してほしい」と話した。

 細川委員長は、上映会の事前の内容確認が足りなかったとした上で、「ホコテンは10年目を迎えた。大きくなるにつれ、気持ちに緩みがあった」と謝罪。柏尾代表は「責任を感じている。できる限りの対応をして信頼を取り戻したい」と述べた。

 伐採された街路樹は、柏尾代表が費用を負担して専門家の診断を受けている。樹木の生長を促すか植え替えるかは、今後決める。(山岡瑠美子)


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野外上映で街路樹無断伐採 ホコテン会場 -十勝毎日新聞電子版(2015/08/04)

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