園児間近で飛行船「すごーい」 大樹
【大樹】大樹北・南両保育園の年長組園児45人が12日、町多目的航空公園で犬のキャラクター「スヌーピー」の飛行船を見学した。
飛行船は保険会社「メットライフ生命」(本社東京)が広告用に運行しており、全長は約40メートル。航空法で定められた年1回の安全性検査のため、毎年同公園を訪れている。今回は管内住民の要望に応え、7日から大樹周辺を飛行している。
園児たちは乗組員の篠田一人さんから「飛行船の中のヘリウムの量は、みんなが知っている風船13万6000個分」と教えられ、「すごーい」と驚きの声を上げた。大樹北保育園の工藤光莉ちゃん(6)は「大きくてびっくりした」と目を見開いていた。
飛行船の内部には電球が仕込んであり、夜間飛行の際にはあんどんのように光る。23日まで十勝の空を漂う。20日には午前11時から午後2時まで同公園で見学会が開かれる。ゴンドラの試乗や飛行デモが行われる予定。参加無料。(石原秀樹通信員)