芽室町中央公民館のササに花 数十年に一度
【芽室】町中央公民館(東3ノ3)の南側玄関にあるササが花を咲かせた。ササの花が咲くのは数十年に一度といわれるほどで、同館職員も「見るのは初めて」と驚いている。
同館のササはイチイの木を囲むように生えている。緑色の葉から伸びた茎に紫色のつぼみが付き、同館の清掃員がゴールデンウイーク明けに見つけた。現在は花が開き、種子が風に揺れている。
同館によると、「咲くのは60年に一度と聞いた。10年近く務める職員もいるが、過去に見た職員はいなかった」という。
ササは比較的多く見られる植物。同館の管理責任者を務める西本博さんは「近くのササを確かめてみると花が付いているかも」と話していた。(深津慶太)