宇宙のまちグルメ大図鑑完成 大樹
完成した「宇宙のまち 大樹町グルメ大図鑑」。宇宙を全面に押し出したデザインが特徴だ
【大樹】大樹の食をＰＲする新パンフレット「宇宙のまち 大樹町グルメ大図鑑」が完成した。町商工会（三浦祥嗣会長）の企画に役場、飲食店が協力した。掲載２２店舗のランチやスイーツを惑星に見立てるなど「宇宙」を前面に出したユニークな仕上がりで、６店舗限定で新たに考案した超大盛りメニュー「銀河（ギガ）盛り」も紹介されている。１５日には高規格道路帯広・広尾自動車道忠類大樹インターチェンジ（ＩＣ）の供用開始に合わせ、同ＩＣ周辺で配布する。
同パンフレットは、お薦めメニューを紹介する小冊子（Ａ５判）。高規格道路更別ＩＣ－忠類大樹ＩＣ間の開通に合わせて官民が連携した。事業費（予定）は４３５万円で、うち４００万円は国の「地域商店街活性化事業（にぎわい補助金）」を活用する。
テーマは「宇宙」。宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）などが各種実験を行っていることから「大樹町は宇宙への入り口」と位置付け、「宇宙のまち・大樹グルメを探査せよ！」と呼び掛けている。
掲載メニューは高規格道路利用者の来町時間を想定し、ランチ（１５品）とスイーツ（７品）に絞り込んだ。「隕石（いんせき）か！？ いや、ふっくらハンバーグだ！」（やまき牧場きずなのバナナ牛ハンバーグセット、９８０円）や「白玉に流れる小豆流星群」（ギャラリー陶のフルーツクリーム白玉、８８０円）など各メニューにキャッチコピーを付けている。
銀河盛りグルメは「うまさもサイズも地球規格外」。７５０グラムのパスタにカツを載せたサンジュリアンの「銀河カツナポ」（１６００円）など「満腹度、宇宙一」のごちそうをそろえた。パンフ内の専用ページでは、炎を吹き出して打ち上がるロケットに合わせ、紙が伸びる演出も。
町商工会は「大樹に来てくれた人に楽しんでもらえるように工夫した。大樹グルメを堪能してほしい」と話している。１６日以降は道の駅・コスモール大樹や飲食店などで無料配布する。問い合わせは同商工会（０１５５８・６・２１２６）へ。（関根弘貴）
◆大樹町グルメ大図鑑について
・忠類大樹IC開通まであと少し・・・③。－道の駅『コスモール大樹』日記
◆大樹町グルメについて
・大樹チーズサーモン丼優勝 ＴＯＫＡＣＨＩご当地グルメバトル－十勝毎日新聞電子版（2014/05/06）
・ご当地宇宙食「スペースチーズ」完成 大樹－十勝毎日新聞電子版（2014/08/01）
・「甘くないドーナツ」評判 幕別の輪菓家－十勝毎日新聞電子版（2013/08/27）
・「石倉家」レストランからカフェに 清水・御影－十勝毎日新聞電子版（2014/01/22）
・焼き肉にミートソース？ まちマイ大樹編－十勝毎日新聞電子版（2014/10/31）
・電子版アクセスランキング「焼き肉にミートソース」－十勝毎日新聞電子版（2015/01/01）
◆帯広・広尾自動車道更別ＩＣ－忠類大樹ＩＣ供用開始について
・特集 近づく南十勝・１５日開通～更別ＩＣ⇔忠類大樹ＩＣ 一覧－十勝毎日新聞電子版（2015/03/08～2015/03/10）
・開通人文字で祝福 帯広広尾自動車道忠類大樹ＩＣ－十勝毎日新聞電子版（2015/03/07）
