ご当地宇宙食「スペースチーズ」完成 大樹
【大樹】大樹チーズ&サーモングルメ地域活性化協議会(一戸勉会長)が開発を進めていたチーズとみそ漬けを組み合わせた「ご当地宇宙食」が完成した。その名も「“宇宙のまち”大樹産スペースチーズ」。9日から札幌国際芸術祭会場の一部でテスト販売する。
新・ご当地グルメ「大樹チーズサーモン丼」(チーモン丼)の普及など地域活性化事業を手掛ける同協議会、「雪印メグミルク」(東京)、野菜のみそ漬け製造・販売の「たむらや」(前橋市)の合同企画。雪印の「さけるチーズ」をたむらやで「みそ漬け」にし、フリーズドライ(真空凍結乾燥加工)にした。「おやつ」や「おつまみ」感覚で楽しめる一品。
大樹町が約30年前から進めている「宇宙のまちづくり」にちなみ、大樹ならではの食材で仕上げた「ご当地宇宙食」を3月から開発していた。両社は町内に工場を構えており、原料の大半が町内産。
プレーンとスモークの2種類で、いずれも1個350円。宇宙らしさをイメージした白と黒のカプセルに入っている。1500個限定で、札幌国際芸術祭会場の札幌市資料館内「SIAFカフェ」(札幌市中央区大通西13)で販売する(午前9時~午後7時)。町内での正式販売は今年度中を予定している高規格道路帯広・広尾自動車道の忠類大樹インターチェンジ(仮称)の供用開始に合わせる見通し。将来的には宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「宇宙日本食」の認証も目指している。(関根弘貴)
◆ご当地宇宙食「スペースチーズ」について
・「“宇宙のまち”大樹産 スペースチーズ」、 ご当地宇宙食化に向けて、札幌国際芸術祭でテスト販売開始-大樹チーズサーモン丼ホームページ
・大樹チーズ&サーモングルメ地域活性化協議会-公式facebook