若葉小で児童ら豆腐作りに挑戦! 大豆100粒運動
帯広若葉小学校(大瀬清嗣校長、児童426人)の4年生が19日、同校調理室で豆腐作りに挑戦した。
同校の4年生は毎年、市の「絆を育む学校づくり支援事業」の一環として、自分たちでサラダ館市民農園で育てた大豆を使って豆腐を作っている。今年は料理家の辰巳芳子さん(鎌倉市在住)が提唱する食育運動「大豆100粒運動」と連動し、学校菜園での大豆栽培から取り組んだ。
豆腐作りの講師は、伝統料理の継承に取り組む「おびひろの味銀行」(林恵美子代表)のメンバーが務めた。この日は4年2組の34人が挑戦。温めた豆乳ににがりを入れ、凝固する様子に歓声を上げた。
澤田星来(せいら)さん(10)は「おからを絞るのが変な感触だったけど、すごく面白かった。食べるのが楽しみ」と、水切りが進む豆腐を眺めた。その後は全員で試食し、家族で手作りの味を楽しむため一部を家庭に持ち帰った。17日には4年1組の児童も豆腐作りを体験した。
林代表は「大豆の栽培から取り組むことで、農業の大変さや、スーパーに並ぶ豆腐が簡単にできているわけではないことを知ってもらえれば」と話した。(丹羽恭太)
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