年末年始の帰省ラッシュ始まる 帯広空港
荷物を手にした帰省客で混雑する帯広空港（２７日午前９時１０分。折原徹也撮影）
年末年始の帰省ラッシュが２７日に始まり、首都圏や札幌圏と十勝を結ぶ飛行機や鉄道などの交通機関は家族連れらで混雑した。
とかち帯広空港発着の飛行機は同日、日本航空、エア・ドゥともに帯広着の便を中心に満席になった。到着ロビーには午前８時半ごろから、帰省する子供や孫を出迎える人が詰めかけた。姿が見えると手を振り合い、「おかえり」「ただいま」とあいさつを交わして再会を喜んだ。
東京都の会社役員北口隆俊さん（３４）と真帆さん（３６）の夫婦は、９連休で帯広市の実家に帰省。スキーやばんえい競馬、冬の動物園などで過ごす予定といい、「見たいことや楽しみたいことがいっぱいある」と声を弾ませた。
帯広着の飛行機は３１日まで混雑する。札幌発の交通機関はＪＲ特急が２９、３０日が予約のピークで、都市間バスも３１日まで全１０便が満席になっている。Ｕターンのピークは飛行機が１月４日、ＪＲと都市間バスは同２～４日。（安田義教）
