十勝から明日見さんら3人選出 道のタレントアスリート養成事業
【札幌】国際レベルで活躍する未来のトップ選手を長期的に育てる「道のタレントアスリート発掘・育成事業」で、第1期の「北海道タレント生」として十勝管内からはカーリングで明日見和佳さん(帯広つつじが丘小5年)、バイアスロンで木綿啓太君(新得屈足南小6年)と上田真也君(新得小5年)が選ばれた。今後、各種プログラムで指導を受け、冬季五輪出場を目指す。
同事業は競技人口が比較的少ない両競技とスケルトンを対象に、道内の小学5・6年と中学1年の男女を対象に募集。153人から応募があり、8月の1次選考、9月の2次選考を経て25人を選抜した。
普段、明日見さんは水泳競技、木綿君は自転車とクロスカントリー、上田君はサッカーとアルペンスキーに打ち込んでいる。選出された競技はそれぞれ未経験だが、明日見さんは「選ばれてうれしい」、木綿君は「バイアスロンは面白そうで楽しみ」、上田君は「認定式(8日)は緊張したが頑張る」と語り、両立しての飛躍を誓っている。
認定式は札幌の道立近代美術館で開かれ、山谷吉宏副知事が代表者に認定書を手渡した。道は今後、各競技団体の指導者の協力を得て地域・集合プログラムや合同合宿を行い、世界を舞台に活躍する選手の育成を目指す。(原山知寿子)
◆北海道タレントアスリート発掘・育成事業について
・同事業の説明資料(PDFファイル)-北海道公式ホームページ
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