ハワイで十勝産小豆ＰＲ ＨＡＰＡ十勝
十勝の物産をＰＲする梶原さん（左から２人目）ら十勝のメンバー（右側）
【米・ハワイ】十勝と米国ハワイを結ぶ交流事業を展開する「ＨＡＰＡ（ハパ＝ハワイ・アジアン・パシフィック・アソシエーション）十勝」は４日夜（現地時間）、ハワイオアフ島のホテルで開かれた「ハワイ フード＆ワインフェスティバル」に北海道十勝ブースを出展し、多くの来場者に十勝産小豆やオリジナルうちわを配布してＰＲした。併せて行われた十勝産小豆を使った料理コンテストでは、米国の著名番組の鉄人も務めるホセ・ガルシスさん（３３）が優勝した。
同フェスはハワイや米国本土、日本、アジアなどから著名シェフ約８０人が集まり、地元ハワイをはじめ世界各地から厳選された食材を使った料理を提供、著名ソムリエが選ぶワインを飲めるイベントとして知られている。今年で４回目を迎え、１人２００ドルの参加チケット１１００枚が完売するほど人気がある。
十勝からはＨＡＰＡヤングリーダー代表の梶原一生氏（丸勝専務）や新村浩隆氏（しんむら牧場代表）の他、同メンバーを支援する「ＨＡＰＡ十勝シニア」の後藤健市氏（プロットアジアパシフィック会長）、野村文吾氏（十勝バス社長）ら１０人が現地入りし、ＰＲした。
「十勝フードチャレンジ」はプロットアジアパシフィックの後藤純子社長が審査員を務めた。優勝したガルシスさんは、フィラデルフィアを拠点に全米で１５店展開するラテンフードシェフ。賞金と十勝へ招待するための往復切符などが主催者側から手渡され、「十勝産小豆で優勝できたのはとてもうれしい。十勝の食材が非常に良いものであることが理解できた。来年ぜひ十勝に行き、自分の目で確かめたい」と話した。
梶原代表は「十勝ブースではハワイのメンバーと連携しながら用意したすべてのうちわと小豆を配布でき、美食家たちに良いＰＲができた。十勝フードチャレンジの優勝者がアメリカで著名で、メディアに影響力のあるシェフだったことが重要。十勝に来た際には農場や酪農、畜産の現場を見てもらい、全米で十勝食材を使ってもらえるように、しっかりとしたおもてなしをしたい」と抱負を述べた。（林克彦）
◆ハワイ フード＆ワインフェスティバルについて
・ハワイで十勝産小豆料理コンテスト「十勝カップ」来月４日開催－十勝毎日新聞電子版（2014/08/31）
・ハワイの経営者らが来勝 十勝の小豆を発信へ－十勝毎日新聞電子版（2014/05/26）
