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サンタメール発送作業スタート 1万7000通

サンタメールの発送手続きする町役場職員(右)

 【広尾】広尾サンタランドから送られるクリスマスカード「サンタメール」の発送作業が16日、始まった。サンタクロースの衣装を身にまとった町役場職員2人が全国から集まった1万7000通(同日現在、概算値)の申込書の一部を広尾郵便局に持ち込んだ。18日までに全ての作業を終える。

 サンタメールは1984年、町がノルウェー・オスロ市からサンタランドに認定されたことを受け、85年に始まった。町北方圏交流振興会(会長・村瀬優町長)主催。絵本作家永田萠さんが書き下ろしたイラストなどを「愛と夢が詰まった贈り物」として毎年クリスマス期間(12月20~25日)に届けている。

 ピークは89年の17万2600通。昨年累計200万通を突破したが、単年分では1万6325通と過去最低となった。同振興会事務局の町は今年、従来のテレビ・ラジオ出演、藤丸での特設申し込み会場の設置などに加え、インターネットのママさんサイトも活用して普及を図ったが、昨年の実績を若干上回る程度にとどまる見込みだ。

 この日はサンタ姿の町役場職員が初日分2000通を同郵便局に持ち込み、手続きを終えた。町は「まだまだサンタメールを知らない人がたくさんいるはず。今後もサンタランドの理念(愛と平和、奉仕と感謝)をサンタメールを通じて伝えていきたい」とサンタランド認定30周年を迎える来年に向け、意欲を新たにしている。(関根弘貴)

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