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韓国からのインバウンド向けパンフ作成 十勝観光連盟

ハングルで観光スポットやグルメを紹介するパンフレット

 十勝観光連盟(梶原雅仁会長)は、韓国からのインバウンド(訪日客)向けに、観光パンフレットを作成した。観光スポットやグルメをハングルで紹介し、四季折々の十勝の魅力を伝える。分かりやすい観光情報を提供することで、受け入れ環境の充実を図る狙いだ。

増便、新規就航機に
 とかち帯広空港発着の清州(チョンジュ)便の増便、仁川(インチョン)便の就航を受けて企画した。A4サイズ、4000部作成。JR帯広駅内にある「とかち観光情報センター」で12月から配布している。今後、帯広空港などにも置き、観光PRに活用する。

 ばんえい競馬、グルメ、温泉といった定番情報のほか、夏場のゴルフ、花火大会、祭り、冬場のアクティビティーなど、1年を通じて楽しめる十勝の魅力を掲載している。

 十勝観光連盟によると国際定期便の就航以降、同センター窓口を訪れる韓国人観光客が増えているという。事務局の野口京子さんは「スペースが限られる中で、多様な見どころを盛り込んだ。観光客に手に取ってもらい、魅力を知ってほしい」と話している。

 パンフレットは、帯広、旭川両市が韓国ソウルで実施した合同プロモーション(4~7日)でも配布。現地の観光関係者ら約40人を招き地域の魅力を紹介したほか、十勝産ワインやチーズの試食会を開き誘客を図った。(月森七海)

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