「いきる」テーマに総合芸術祭 とかち文化まつり開幕

「いきる」をテーマとした共同作品を鑑賞する来場者(20日午前10時15分ごろ、とかちプラザ。須貝拓也撮影)
NPO十勝文化会議(林光繁理事長)主催の総合芸術祭「第20回とかち文化まつり」が20日午前10時、帯広市内のとかちプラザで開幕した。節目の開催となる今年は「いきる」をテーマに、展示部門では書道など5部会で計86作品を展示。講座や教育フォーラム、映画上映、舞台発表など多彩な企画も組まれ、十勝の文化活動の広がりを感じられる4日間となる。23日まで。
開会式では、林理事長が「十勝の文化の総合力が展示されている。今年は例年にない力作ぞろい」とあいさつ。十勝総合振興局の堀井勉くらし・子育て担当部長、市教委の村木章純生涯学習部長が祝辞を述べた。
1階アトリウムとギャラリーには美術、書道、写真、華道、文芸の5部会の作品が並び、会場中央には実行委メンバーが約2週間かけて制作した一辺180センチの巨大立方体作品が存在感を放つ。各面には命の営みを感じさせる抽象画が描かれており、開会式後、伊藤昭廣実行委員長が仕上げとして文字を入れて完成させた。
平日午前にもかかわらず、開幕直後からシニア層などが来場し、足を止めて作品を鑑賞する姿や、気に入った作品を写真に収める人もいた。伊藤委員長は「異なる分野の作家によるコラボ作品が見どころ。20年の歩みを紹介するパネル展もある。来場し、胸躍るような幸福感を味わってほしい」と話している。
イベント詳細や各催しの申し込みはホームページから。開場時間は午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)。(児玉未知佳)
「いきる」テーマに総合芸術祭 とかち文化まつり開幕
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書道や絵画、写真など多彩な作品が並ぶ展示会場(20日午前10時半ごろ、須貝拓也撮影)

「いきる」をテーマとした共同作品を鑑賞する来場者(20日午前10時15分ごろ、須貝拓也撮影)

書道や絵画、写真など多彩な作品が並ぶ展示会場(20日午前10時半ごろ、須貝拓也撮影)

書道や絵画、写真など多彩な作品が並ぶ展示会場(20日午前10時半ごろ、須貝拓也撮影)

「いきる」をテーマとした共同作品を鑑賞する来場者(20日午前10時15分ごろ、須貝拓也撮影)

書道や絵画、写真など多彩な作品が並ぶ展示会場(20日午前10時15分ごろ、須貝拓也撮影)

書道や絵画、写真など多彩な作品が並ぶ展示会場(20日午前10時15分ごろ、須貝拓也撮影)

生け花や書道、絵画など多彩な作品が並ぶ展示会場(20日午前10時15分ごろ、須貝拓也撮影)

書道や絵画、写真など多彩な作品が並ぶ展示会場(20日午前10時15分ごろ、須貝拓也撮影)

「いきる」をテーマとした共同作品を鑑賞する来場者(20日午前10時15分ごろ、とかちプラザ。須貝拓也撮影)