ミニ四駆 笑顔も疾走 例年上回る総来場に ホコテン最終日
帯広市中心街で6月23日の開幕から週末のにぎわいをつくってきた「帯広まちなか歩行者天国」(オビヒロホコテン、実行委主催)が15日、今シーズンの最終日を迎えた。締めくくりはミニ四駆グランプリやバス乗車体験などの催しを繰り広げ、大勢の家族連れらを楽しませた。
今季のホコテンは開催数を例年より1週多く(初回は荒天のため中止)開催。テーマに設定した「Smile gannen(スマイル・ガンネン)」に沿って、笑いヨガの時間を毎週設けるなど新たな取り組みも行った。
この日広小路では、ホコテンミニ四駆グランプリ2019の会場が熱気を帯びた。多くの愛好家らが集まりレースを展開。札幌市から参加した笹敏昭さん(47)は「毎年楽しみにしているイベント。午後のレースでもいい結果を出したい」と語る。
実行委は「集計中のため確定値ではないが、来場者数は、先週の8日段階で例年(約11万人)を超えた。多くのボランティアの方々のご協力があってこその成果。感謝したい」(事務局)と話していた。
午後は十勝地区バス協会所属の路線バスや貸し切りバスに試乗する子どもたちでにぎわった。(本田龍之介)