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稲束ね 出来秋実感 新得小

束ねた稲を干し台に掛ける児童

 【新得】秋の深まりが進むこの時期、管内の小学校では、食育授業の一環として農作物の収穫体験が盛んに行われている。新得小学校(高瀬悟史校長)では24日、5年生40人が共働学舎新得農場内の田んぼで稲刈りを体験した。

 同小では5年生が毎年、同農場の協力で米作りに挑戦している。この日は、6月に田植えを行った2アールの水田で稲を収穫した。

 子どもたちは百瀬雄二さんら農園職員のサポートを受けながら、1列に並んで競うように鎌を振るい、刈り取った稲を束ねて天日干しにした。池田佳衣悟君(11)は「植えたときから育つのを楽しみにしていた。稲刈りは初めてで楽しかった」と話していた。

 これまでは、うるち米を栽培していたが、今年はもち米に挑戦した。後日、収穫した米で餅つきを行う予定。(丹羽恭太)

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