子ども5人の大家族 青木さん 脱サラし「鉄板焼き」 まちマイ幕別編
元忠類の青木裕二さん(38)は脱サラし、妻真代さん(38)と一緒に忠類で鉄板焼き店を開業した移住組。お好み焼きの味もさることながら、子どもが5人という忠類きっての大家族が近隣の評判になっている。
青木さんは札幌などで会社員をしていたが、伸び伸びと暮らせる環境を求めて2014年、真代さん、長女の未歩さん(14)、次女の日菜さん(11)、三女の芽生さん(9)の一家5人で移住。忠類に来てから四女のあすなちゃん(2)を授かり、今年になって待望の長男春繁ちゃん(5カ月)が生まれた。
ちょうどよい物件があったのと、「スクールバスが目の前に止まる」のが気に入り忠類に決めた。店と住宅は忠類市街地から5キロも離れた山あいにあるが、不便は感じない。「忠類の人の温かさを感じている」と、すっかり地域に溶けこんでいる。(小林延行)
◇ ◇
青木さんが営む「てっぱん さん」では、臨場感あふれる調理を披露。店内でお好み焼きを調理する青木さんの姿を見ることができ、仕上げのマヨネーズをかけるころにはムードも最高潮となる。現在は子育てを優先し、平日夜の営業は休止している。
午前11時半~午後6時(土・日は午前11時半~午後9時)。木・金曜、祝日定休。(電話)090・7656・3962
◆特集
・まちマイ幕別編 一覧