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気温グングン 雪解けの雨 大樹で10・1度

雨で滑りやすくなった雪道を注意深く歩く市民(17日午前9時45分ごろ、帯広市内で。新井拓海撮影)

 南から暖かく湿った空気が入った影響で、十勝地方は17日、各地で気温が上昇し、季節外れの雨が降った。正午までの最高気温は大樹で10・1度を記録、帯広は5・4度だった。

 帯広測候所によると、正午時点で、管内19の観測地点中18地点で最高気温が今年最高を記録した。帯広空港は9・1度で、2月の観測史上最高となった。

 同日朝の最低気温が最も高かったのは広尾の7度で5月下旬並み。大樹は平年より22・8度高い6・2度、帯広は平年より9・8度高い氷点下2・4度だった。南部では風も強まり、広尾で最大瞬間風速25・1メートルを記録した。

 帯広市内では雨で滑りやすくなった雪道を慎重に歩く市民の姿が見られた。

 同日昼すぎには寒冷前線が通過するため、気温が下がり、山沿いでは雪が交じる見込み。18日夕方ごろまで雪が降りやすい状況が続く。18日の帯広の予想最高気温は氷点下3度、最低気温は同8度。(池谷智仁)

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