清水の不明２人 捜索再開
重機で流木を除去しながら進められている長山さんの捜索活動（７日午前１０時１５分ごろ、清水町旭山。塩原真撮影）
【清水】台風１０号の大雨災害で町内で行方不明になっている町旭山の無職長山誠教さん（６３）と、町南４条の無職椿勝彦さん（７５）の捜索が７日、再開された。正午現在、発見には至っていない。
６日は大雨で中止し、この日は午前９時すぎから、道警や陸上自衛隊など計８７人に縮小して実施した。
久山川が氾濫して自宅が流され、行方不明になっている長山さんの捜索は、新得署や道警本部機動隊、陸上自衛隊、清水消防署など４９人が重機３台を使い、自宅周辺で流木などを慎重に取り除きながら行った。
国道３８号清見橋から車でペケレベツ川に転落した椿さんの捜索は３８人態勢で実施。同橋から下流約１０キロの十勝川に架かる十勝橋（芽室町）までを捜している。
