各機関が低気圧に備えを 道で連絡会議
【札幌】18日午後から20日に掛けて、全道的に暴風雪や大雪が予想されるこを受け、道など関係機関でつくる「北海道雪害対策連絡部会議」が18日、道庁で開かれた。
会議には16機関が参加。道の志田篤俊危機対策局長は「大規模な被害も予想されるので対策に万全を期していきたい」と述べ、各機関の情報共有と連携を求めた。
札幌管区気象台が気象状況を説明。今後、警戒すべき事項として同気象台は大雪、暴風雪による交通障害や農業施設被害、波浪、高潮による沿岸施設への被害や河口付近の低い土地の浸水などを挙げ、発達する低気圧に備えるよう求めた。
また道は同日、暴風雪に対する営農技術対策(号外)を総合振興局・振興局に通知した。
それによると①天候急変に備えた早めの準備や行動②飼料、燃料、自家発電装置の点検は風雨が強まる前に③むやみに施設に近づかず安全確保を―とし、最新の気象情報に注意するよう呼びかけている。