東京日記(430 )「郷土が生んだ二人の歌人」 2012/03/06 10:30 たとえば、彼女のもっとも有名な歌のひとつに〈冬の皺よせゐる海よ今少し生きて己れの無惨を見むか〉がある。〈この夜額に紋章のごとかがやきて瞬時に消えし口づけのあと〉なんかも私が好きな歌である。帯広が... ●この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。