20日解禁に向け 十勝ワイン「新酒」瓶詰め
【池田】池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(南邦治所長)の製造工場で7日、今年のブドウで造られた「十勝ワイン 新酒 赤」の瓶詰め作業が行われた。フランス産新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」と同じ20日に解禁、道内を中心に全国で販売する。
原料は道産ツバイゲルトレーベと清見のブレンド。今年はブドウの生育期間の気温が高く、順調に成熟し、9月9日から仕込み始めた。酸味と程よい渋みが感じられる軽めな仕上がりとなっている。
工場内では職員ら10人のスタッフが作業。瓶を逆さにした状態で光を当て、異物が入っていないか目視で確認後、ラベルを貼って箱詰めした。同研究所製造課栽培係の吉國耀太主任は「今年のブドウで造られたワインをいち早く味わえる絶好の機会なので、家庭料理と合わせて楽しんでほしい」とPRする。
道産バッカス種が原料で、華やかなアロマがある白は6日に瓶詰めされた。販売本数は赤は約3000本、白は約2400本。いずれも720ミリリットル入りで、希望小売価格は1760円。(澤村真理子)
20日解禁に向け 十勝ワイン「新酒」瓶詰め











