地場食材の豊かさを再確認 第26回とかちの大収穫祭
十勝の食の魅力を発信する「第26回とかちの大収穫祭」が10月28日、帯広市内の北海道ホテルで開かれた。フォーラムや講習会などを通じ、来場者が地場食材の豊かさを再確認した。
地域の料理人が集まり、料理を通じて生産者と消費者を結び付けるイベントで、全日本司厨士協会北海道地方本部帯広支部(横山治支部長)が主催。市のフードバレーとかち推進協議会と連携して開催した。
午前の「小麦フォーラム」では、満寿屋商店常務で麦音店長の天方慎治さんが経営の効率化、新商品提案のポイントについて紹介。経営の前提を生産者とのつながりとし、「十勝の最大のアドバンテージは農家との近い距離」などと見解を述べた。
今回初めて帯広調理師専門学校の学生による盛り付け料理コンテストも開かれ、校内コンクール(10月)の入賞者6人が、各自テーマに沿って規定食材を2皿に凝縮した。午後には芽室町の落花生を使った料理講習会やグルメフェスタが行われたほか、食品調理関連の38社が出展した食品展示会も合同で開催された。(許静)













