道東初のしゃぶ葉オープン むさしの森珈琲も 帯広税務署跡に すかいらーく
大手飲食チェーン・すかいらーくグループ(東京)の「しゃぶ葉」と「むさしの森珈琲」が5日、帯広市西5南6にオープンした。いずれも道東初出店で、オープンと同時に店内はにぎわった。
出店場所は旧帯広税務署跡地で、市役所に隣接するなど官公庁が並ぶ市内中心部近く。面積は約5300平方メートル。敷地内に両店舗、駐車場89台分を完備する。
しゃぶ葉は、しゃぶしゃぶ食べ放題・バイキングの専門店で、店内の広さは約323平方メートル、席数は34卓136席。平日は午前11時~午後4時まで時間無制限の食べ放題が人気だ。
しゃぶ葉では、ランチを迎える午前11時の開店前には50人を超える列をつくった。同店のファンという市内の会社員渡部正人さん(59)は休暇を取って一番乗りで来店。「しゃぶしゃぶ専門店でも一人で入りやすく、飲み放題もあり、ゆっくりできる店なので、オープンするのを楽しみにしていた」と声を弾ませていた。
同店の卯月誉志夫マネージャーは「平日昼間はゆっくりとランチを楽しめるので、ぜひ多くの方に足を運んでもらえたら」と話した。
同時オープンのむさしの森珈琲は、広さ約317平方メートルで、36卓100席。オーガニック豆のコーヒーやパンケーキなどを提供する。(完戸雅美)