駅舎とヒマワリ、ばっちりフレームイン 足寄町愛冠に特大額縁登場
【足寄】足寄町にある旧愛冠駅前のヒマワリ畑に今月中旬、特大の木製フレームが設置された。正面から見ると駅舎とヒマワリが収まる構図で、道行くドライバーやライダーが立ち寄って記念撮影を楽しんでいる。花の見頃は9月上旬まで。
住民有志団体「アイカップふるさと再生プロジェクト」が手掛けた。愛冠地区で農業を営む餌取靖徳さんの畑で、木製フレームは林業従事者の佐々木昭彦さんが製作。同地区出身で町集落支援員の神本英邦さんの鶴の一声で始まった。
フレームは幅2メートル、高さ1メートルほどの大きさで、正面に立つとヒマワリと駅舎が写り込む仕掛け。「立ち寄り、愛冠に関心を持ってもらえれば」と佐々木さん。「アイカップフレーム~ひまわり畑で愛の冠を」と題し、SNSなどでPRしている。
ツーリング途中に訪れたオホーツク管内訓子府町の獣医師矢口真弥さん(62)は「満開の時に来られて良かった。足寄はオンネトーとか良い場所がたくさんあって大好き」と話していた。(佐藤匡聡)