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浦幌直別に漂着のクジラ NPOが解剖

マッコウクジラを解剖する元永さん(手前)

 【浦幌】浦幌町直別の海岸で19日朝に死んでいるのが見つかったマッコウクジラの解体調査が22日、現地で行われた。

 クジラ類の漂着などの情報と標本を収集しているNPO法人ストランディングネットワーク北海道(函館市)のメンバー、元永康誠さん(標茶町立博物館=釧路管内=学芸員)が同日未明から調査に入り、肺や腎臓、肝臓、胃などの臓器や歯、筋肉を採取した。寛骨の形態などから雌である可能性が高いとみられる。臓器は北大水産学部などの研究機関に送られる。

 元永さんが海岸に到着した際、クジラはガスがたまって爆発した後で、辺りに腸が飛んでいたという。「危険なので近寄ったり触れたりしないで」(元永さん)と注意を呼び掛ける。

 体長は10・4メートル、胴回りは2・6メートル。漂着時に腐敗が進んでいた。25日に海岸管理者である道が埋め立てる予定。(澤村真理子)


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