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五輪銀の朝原宣治さん招く 浦幌マラソンに521人駆ける

元気にスタートする小学低学年の子どもたち(8日午前11時10分ごろ)

 【浦幌】北京五輪の陸上400メートル男子リレーの銀メダリスト朝原宣治さん(51)をゲストに迎えた「うらほろマラソン2023 powered by The Fst」(実行委員会主催)が8日、浦幌町のうらほろ森林公園をメイン会場に開かれた。

 マラソン選手の大迫傑さんが監修したコースで、昨年に続き2回目の開催。全国の高校生以上が対象の大人のマラソンには町内外から521人が出場した。

 15キロのランとウオーク、5キロのウオーク、新たな部門35キロランの4部門で行われた。このうち136人が出場した35キロランでは小樽市の藤島圭恭さん(32)が2時間12分58秒で優勝した。

 キッズ部門(小学生低学年と高学年、中学生)は午前9時40分にスタート。中学生の5キロウオークで始まり、朝原さんも子どもたちと一緒に、少しずつ秋めく浦幌の景色を楽しみながら歩いた。

キッズ中学生の部門に出場し、坂を駆け上る朝原さん(前)と山本輝男副町長(8日午前10時25分ごろ)

 「スポーツの日」を翌日に控えた3連休で、澄んだ青空が広がるスポーツ日和に恵まれた。開会式で大会長の井上亨浦幌町長は「タフなコースですが、皆さん、けがなくゴールを目指して頑張ってください」とあいさつした。完走後の朝原さんは「景色が良くて気持ち良く走れた。コースとしてはアップダウンがあり、結構きついですね」と笑顔で話していた。(吉良敦)

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