北の屋台で「清水町フェア」 辻町長らがメニュー試食
帯広市中心部にある屋台村「北の屋台」で21日、「清水町フェア」が始まった。JA十勝清水町(今野典幸組合長)が提供する食材を中心に、全18店舗で期間限定メニューが味わえる。29日まで。
北の屋台では2024年から「十勝の市町村別イベント」と題して、管内市町村の特産品を使ったメニューを期間限定で提供している。音更、芽室、池田の3町の食材で実施し、今回の清水町で4回目。各地の特産品を登場させることで、地域の活性化と魅力発信につなげる狙いだ。
21日には、清水町の辻康裕町長や今野組合長らが屋台内のイタリアンバル「ピッコラ・クチーナ・スピナッチ」を訪れ、「十勝清水にんにく」や「十勝若牛」を使った料理を試食。辻町長は「屋台にとって、お客さんにとって、町やJAにとっても楽しみなフェアになった。三方よしの取り組みが実現し、感激している」と述べた。今野組合長は「多くの方に味わってもらうことが、生産者にとって一番の励みになる」と話した。
同屋台を運営する「北の起業広場協同組合」は、管内19市町村すべての特産品を屋台で提供していきたい考えで、今後もイベントを定期的に開く方針。(月森七海)









