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黄色のじゅうたん一面染める 菜の花見頃

一面を黄色に染め見頃を迎えたナタネ畑(18日午前10時20分ごろ、音更町・波佐さんの畑で。新井拓海撮影)

 【音更】十勝管内の春を彩る菜の花が見頃を迎えている。音更町下士幌の農家波佐潤一さん(67)のナタネ畑では一面が黄色に染まり、道行く人を楽しませている。今年の開花は5月初めで、例年より早いという。今月末にかけて満開となる。

 ナタネは前年の8月下旬から9月に種をまく。波佐さんの畑では2016年、台風の相次ぐ接近で作付けできなかったが、昨年は合計9ヘクタールで種まきした。「今年は冬枯れの被害も少なく、生育は順調」と話す。

黄色の菜の花と周辺の新緑が映える波佐さんの畑(ドローンで撮影)

 ナタネは根を深く張る。8月の収穫後、これらが土の栄養分となり、排水も良くなることから輪作の一環で栽培する農家は少なくない。波佐さんは5年ほど前から作付けを始めた。「農薬を使っておらず、経費や手間がかからないのも利点」と話す。収穫した実は乾燥し、ナタネ油の原料として出荷する。(伊藤正倫)

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