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上幌内小堀江さん3席 日専連全国児童版画コンクール

日本版画協会賞を受賞し、笑顔で自身の作品「よーく まぜよう」を手にする堀江さん

 【鹿追】第26回日専連全国児童版画コンクール(日本専門店会連盟主催)で、上幌内小学校(小西一寿校長、児童18人)の堀江ももさん(1年)の作品「よーく まぜよう」が、第3席に当たる日本版画協会賞を受賞した。

 全国の日専連各会が地域貢献活動として毎年行っている。同コンクールには、先に行った「とかち・ひだか同コンクール」(58校・2269点応募)で、最高位の特選に輝いた堀江さん(日専連ジェミス社長賞)の作品を含む銅賞以上100点の作品が、全国コンクールへ進んだ。

 全国799校から269点が入賞、入選。とかち・ひだか同コンクールの作品からは17点が入賞した。17日には同小で日本版画協会賞の伝達式が行われ、日専連ジェミス(本社帯広)の臼井呉行社長から堀江さんに賞状と記念品が手渡された。

 堀江さんは10月の全校行事で行った「収穫祭」で、ニンジンやジャガイモを混ぜ、ミネストローネ(イタリアの野菜スープ)を調理した自分の姿を作品にした。堀江さんは「紙で目や口の形を切るのが難しかったけど、うまくできた」と笑顔だった。

 紙版画製作を指導した1年担任の野村圭子教諭(47)は「壁紙の模様を活かして、鍋いっぱいの野菜の具を表現している。目玉がどこを見ているかまでを考えて作ったところが良かった」と評価した。

 同小からは堀江さんのほか、優秀賞に竹俣太陽くん(1年)、金賞に菅原瑞生(みずき)さん(2年)、銀賞に宍戸あいかさん(1年)の作品が選ばれた。小西校長は「先生の熱心な指導のもと、自分たちの感性をいっぱいに伸び伸びと版画作りに取り組んだ成果」と喜んだ。
(佐々木健通信員)

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  • 臼井社長から堀江さん(左から)に表彰状が伝達された

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