古民家風ゆったり 和カフェＨＡＮＡ まちマイ幕別編
カウンターから札内中央公園が見渡せる店内と丸山紋代さん
町内の女性たちがくつろぐスポットが、古民家風の落ち着いた空間が広がる「和カフェ ＨＡＮＡ（はな）」（札内中央町）。２階カウンター席では、札内中央公園を見渡しながらゆったりとした時間を過ごせる。
２０１３年に開店。丸山道子さん（７０）、紋代さん（４５）の母娘が営む。道子さんが自身の老後を考え、自宅を増築したスペースをカフェにした。「特にこだわったわけではない」という内装は、担当した大工の提案でカラマツ材をふんだんに使い、木材の質感を生かした。エレベーターもあり、ベビーカーや足腰の弱い人も利用しやすい。
本格手打ちそばが味わえる「ＨＡＮＡ定食」（８４０円）
カフェなのに看板メニューは手打ちそば。そば打ち教室に申し込んだ夫が突然「行きたくない」と言いだし、道子さんが代わりに通ったのがきっかけ。自身の畑で育てた野菜の料理も提供する。腰を痛めたが、現在もそば打ちと農作業に励む。「元気なうちは続けたい」と話している。（眞尾敦）
▽和カフェ ＨＡＮＡ＝午前１１時～午後７時。火曜、祝日定休。（電話）０１５５・６７・０１４７
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