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太古のロマン感じて まちマイ足寄編

デスモスチルスの標本と澤村館長

動物化石博物館
 動物の化石について学びながら、太古のロマンを感じて-。足寄動物化石博物館(郊南1、澤村寛館長)は1998年に開館し、来年で20周年の節目を迎える。
 展示のメインは、日本初の化石動物の復元骨格となる海生哺乳類「デスモスチルス」の復元標本。これまで3度復元されている。

 いずれも立った状態で復元されたが、その後の研究で陸上を歩いていたのではなく、海中を泳いで生活をしていたことが分かった。

 このため、同博物館では昨年から泳いだ状態のデスモスチルスの復元標本の展示を開始。計画している20周年企画では、現在立った状態の復元標本2体も泳いだ状態に変更するという。 また、新たにクジラ類の骨格標本2体を追加、家族連れに人気の「ミニ発掘体験」「レプリカづくり」では、新しい素材の導入も計画している。澤村館長は「来年の20周年では、記念の講演会なども開催したい」と話している。

 開館時間は午前9時半~午後4時半。火曜定休(祝日の場合はその翌日)。問い合わせは、同博物館(0156・25・9100)へ。(鳥海弦太)


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