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堀江元社長「失敗です」 大樹・ロケット爆発

事業会社SNSが大樹町で実施した小型液体燃料ロケット「ひなまつり」の打ち上げ実験。ロケットは着火後、発射台にとどまったまま爆発、炎上した(29日午前7時50分ごろ)

ロケット打ち上げ実験に参加した堀江元社長(29日午前9時ごろ)

 【大樹】堀江貴文・元ライブドア社長が創業者の事業会社「SNS」は29日早朝、町多目的航空公園周辺で小型液体燃料ロケット「ひなまつり」の打ち上げ実験を行った。着火後に燃料を送り込むシステムの不具合とみられるトラブルがあり、ロケットは発射台にとどまったまま爆発、炎上した。作業スタッフらはカウントダウン時、安全地帯に退避しており、けが人はいなかった。

 27日に仮釈放された堀江元社長も参加。現場で打ち上げ作業を見守り、爆発後、インターネット短文投稿サイト「ツイッター」で「失敗です」とつぶやいた。

 今回のロケット「ひなまつり」は全長4.1メートル、重量98・5キロ。エンジンの推力を前回(昨年7月)の2・5倍(500キロ)にし、発射後の機体が真っすぐ進むかどうかなどを確認することになっていた。

 ロケットは午前7時35分ごろに着火したが、発射せず、約15分後に爆発、炎上した。関係者によると、加圧装置のトラブルで、着火後に酸素と燃料がロケットの推力を生む燃焼室に十分に送り込まれず、機体の下部が燃え落ちた後、機体の中部にあった酸素と燃料が漏れ出して引火したとみられる。



着火後、発射台にとどまる小型液体燃料ロケット「ひなまつり」(29日午前7時40分ごろ)

 打ち上げ業務を受託しているNPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC、札幌)の伊藤献一理事長は「トラブルはあったが、独自に設けた事故想定と安全対策で実験を安全に終えた。次に生かしたい」と振り返った。

 HASTICが同日予定していたCAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケットの打ち上げ実験は中止となった。(関根弘貴)


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