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大樹で災害時情報収集の飛行船試験

ハンドリングエリア上空を飛び回る飛行船

 【大樹】神戸大大学院工学研究科は、大規模災害時に被災状況の情報収集に当たる「自律型無人飛行船」の飛行試験を町多目的航空公園で行っている。大樹での試験は7、8月に続き今年2回目。14日までの期間中、離陸から着陸までの飛行性能の精度向上を目指す。

 同大は1995年の阪神大震災を契機に、災害時の救助活動に関する実験や機器の開発に取り組んでいる。同大の深尾隆則准教授は2006年から大樹で試験を始め、主に同飛行船の機体制御技術を磨いてきた。助成金の関係から、今年で同技術の研究に一区切り付ける。

 今回は深尾准教授ら10人が3日に来町した。使用する飛行船(全長12メートル、体積63立方メートル)はエンジンを動力とし、「レーザースキャナー」と呼ばれる計測機器を新たに搭載した。

 4日から屋外での飛行試験を開始。飛行船は既に基本的な飛行技術を確立しているとあって、ハンドリングエリア上空を縦横無尽に飛び回っている。今後は滑走路(長さ1キロ)も利用し、直線飛行を含め離陸から着陸まで一連の飛行試験を行う他、気象条件が合えば、風速7~8メートルの中での飛行にも挑戦する。

 同航空公園では今月、神戸大を皮切りに航空関連の実験が計6つ予定されている。災害監視を目的に電動小型無人機の開発を進める「宇宙航空研究開発機構」(JAXA)の実験チームは、5日に大樹入りした。(佐藤圭史)

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