大相撲ファンら５０００人で熱気 ７年ぶり十勝帯広場所
満員御礼となった会場で力士から稽古を受ける子ども（１５日午前１１時、塩原真撮影）
大相撲夏巡業の十勝帯広場所（実行委員会主催、十勝毎日新聞社共催）が１５日、帯広市内のよつ葉アリーナ十勝で開かれた。十勝開催は２０１８年８月以来、７年ぶり。横綱の豊昇龍、大の里ら９８人の力士が十勝に集結した。
会場は午前９時の開場前からにぎわい、約５０００人の大相撲ファンが長蛇の列を作った。午前１０時から始まった公開稽古では、後志管内岩内町出身の幕内・一山本が登場すると大歓声が上がった。旭川市から帯広市に帰省中の今村こころさん（１２）は「お母さん（美穂さん）が相撲好きだから、テレビで見ている。生で見るのは初めて。（身体が）でっかい」と目を丸くした。
午後には幕内の取り組みが行われた。大樹町の岩岡将人さん（４６）は「テレビで見ている関取を生で見られることを１番楽しみにしている」と心待ちにしていた。
なお、芽室町出身の幕下・矢後は不参加だった。（織戸駿哉）
７年ぶり十勝帯広場所 大相撲夏巡業
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