宇宙のまち大樹にロケット開発会社誕生へ
【大樹】宇宙のまち・大樹に小型液体燃料ロケット開発事業会社が初めて誕生する。堀江貴文ライブドア元社長が創業者の同ロケット開発事業会社「SNS」(東京)の実験に関わってきたスタッフが、町内に新会社「インターステラ テクノロジズ」を設立する方向で調整している。業務は夏前までに開始する予定。
SNSは2011年から町多目的航空公園周辺でロケットの打ち上げ実験を行っている。「インターステラ-」は、同社の実験を支えた牧野一憲氏らがロケット開発業務を充実させるために立ち上げる。スタッフは数人程度を予定している。今後、業務提携などについてSNSと詰めていく方向。
町は1985年に「北海道航空宇宙産業基地構想」を掲げた。以来、四半世紀以上にわたって宇宙のまちづくりを進めている。町内にロケット開発事業会社が設立されるのは初めて。(関根弘貴)