紅葉 真っ赤に燃えるオンネトー まちマイ足寄編
北海道三大秘湖の一つ「オンネトー」。雌阿寒岳(1499メートル)の西山麓にある周囲2.5キロの湖はコバルトブルーの水をたたえる。取材に訪れた10月中旬はエメラルドグリーンに彩り、湖畔周辺で紅葉のピークを迎えたモミジを一層際立たせていた。
オンネトーは季節や天候、見る場所によって澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーなどに色を変えることから「五色沼」と呼ばれる。
「オンネトー」の名の由来はアイヌ語の「老いた大きな沼」。約2万年前、背後にそびえる雌阿寒岳の噴火により形成されたせき止め湖。一帯の自然は「上質の風景」として観光客を魅了してやまない。(川野遼介、写真・塩原真)
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