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豪華温水プールで楽しく まちマイ足寄編

水泳少年団の子どもたちは元気いっぱい。町温水プールで笑顔がはじける

施設充実 
町水泳協会20周年

 今年、設立20周年を迎えた町水泳協会(後藤次雄会長)。会員の老若男女135人が有意義な活動ができる背景には、“豪華”な町温水プール(里見が丘9)の存在がある。

 町民の健康増進のため、総事業費15億3300万円を掛けて整備し、1994年から稼働。日本水泳連盟の公認を受けた短水路25メートル8コースのほか、13メートル×15メートルのファミリープール、幼児プールがある。温泉を活用した健康プールは歩行浴、全身浴、気泡浴が楽しめる。夏季のみ利用できるウオータースライダーも人気だ。

充実した設備を誇る町温水プール

 毎年3万~3万5000人が利用。運営する町教委によると、「町内をはじめ、近隣や池田町などから定期的に訪れる人もいる」という。町教委スポーツ振興担当の西岡真由美さんは「水質管理にもこだわっている。『潜ると水が透明で25メートル先が見える』との声もあります」と話す。

 協会の会員が充実した設備で水泳を楽しむほか、協会傘下の町少年団(46人)は各大会で活躍。今年の道中学校水泳大会(札幌)では女子400メートルフリーリレーで足寄中が1位、同校の青木梨奈さん(3年)が400メートル自由形2位など各種目で上位に入り、足寄中が女子総合優勝に輝いた。

 週4日の練習に励む岩間勇太君(足寄小6年)は「新記録を出したときがうれしい。こういう施設があって練習できるのはありがたい」と話す。

 ベテランの会員らは少年団の指導や大会運営、保育所や陸別小学校などに出向いての授業など熱心に活動を続けている。来年3月に80歳を迎える後藤会長は94年に水泳教室へ参加したことをきっかけに「水泳にハマった」という。「この年になっても大きな病気一つしていない。水泳のおかげかな」と笑顔を見せる。(松村智裕)




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