外国人が集う村瀬ファーム まちマイ鹿追編
北鹿追の村瀬ファーム(村瀬裕志代表、北鹿追北11線3)は、若い外国人らが集まる場所として知られる。
ジャガイモやキャベツ、山ワサビなどを生産する畑作農家。4年前からNPO法人北海道ツーリズム協会が行う「十勝しかおいワーキング&ホリデー」の受け入れに協力、今年は8月末から台湾や香港の22~30歳8人を受け入れた。
8人はファーム内の宿泊施設で寝起きし、交代で自炊して3食を賄う。夕食後にみんなでDVD鑑賞するのが恒例で、台湾から訪れたリン・ユー・チエンさん(25)は「みんなと一緒に働くのが楽しい」、シュイ・シュウ・ハンさん(24)も「日本のラーメンはおいしい。カラオケも大好き」とすっかり日本好きに。
村瀬さんも若者と明るく交流する。先日は頑張ってくれたお礼として、1泊2日の知床旅行をプレゼントした。「生活習慣の違う外国人とのコミュニケーションは難しいが、異文化の人との交流は楽しい」と笑う。(佐々木健通信員)