10年目の春~東北被災地から-大槌町編(上)「復興計画 熱意徐々に薄れ」
描いた未来図 遠く 失った人の輪、震災遺構 【岩手県大槌町】甚大な津波被害を受けた大槌町を、記者が初めて訪れたのは2014年2月。完全なさら地となった市街地を高台から望み、まだ復興の入り口にあった町の状況を「未来を描くキャンバスとしては残酷なまでに白かった」と表した。震災から10年がたつ町を再び..

描いた未来図 遠く 失った人の輪、震災遺構 【岩手県大槌町】甚大な津波被害を受けた大槌町を、記者が初めて訪れたのは2014年2月。完全なさら地となった市街地を高台から望み、まだ復興の入り口にあった町の状況を「未来を描くキャンバスとしては残酷なまでに白かった」と表した。震災から10年がたつ町を再び..