陸別中1年生が横断自動車道の現場見学
【陸別】陸別町内で北海道横断自動車道の建設工事を請け負う7社の連絡協議会(三谷大輝会長)は21日、陸別中学校(川端将由校長)の1年生17人を招いて現場見学会を開いた。
同協議会は萩原建設工業、宮坂建設工業、ネクサス、東光舗道(いずれも帯広)、石橋建設(陸別)、平田建設(士幌)、加藤建設(忠類)で構成。見学会は萩原建設工業が担当する日宗北改良工事(町日宗)の現場で行った。
萩原建設工業の中尾天音さんが「道路を造るために、地盤の高い所から低い所に土を盛る作業をしている」と工事概要を説明。帯広開建の正田一行さんが事業内容を話した。
生徒たちは4グループに分かれ、ドローンの操縦を体験したり重機の操作方法を学んだりした。「トータルステーション」と呼ばれる角度と距離を同時に計測する機器で、隠れた紙を探索する「測量お宝さがし」も行った。
学級委員長の小田愛琉さん(13)は「改良土を触ったりドローンを操縦できたりして楽しかった」と感想を話した。見学会終了後、ドローンで集合写真を撮影し、生徒たちには同協議会から記念品が贈られた。(津田久美通信員)















