高校生音楽フェスの熱気再び！ 緑ケ丘公演ステージで１１日開催
ポスターを手にする山本代表（右）と関向副代表
十勝の高校生による野外音楽フェス「Ｙｏｕｔｈ Ｆｅｓ Ｔｏｋａｃｈｉ」（とかち高校軽音楽振興会・トカチューン主催）が１１日、帯広市緑ケ丘公園グリーンステージで開かれる。
会場のグリーンステージでは長年、ロックミュージックの演奏が規制されていたが、高校生の熱意が行政を動かし、昨年８月に初開催。約１３００人を動員した。
２回目となる今回は、３月から「とかち市町村ツアー」と題して芽室と幕別、中札内、音更の４町村で同野外フェスに先立ちライブを行った。
市町村ツアーでは、ステージごとに寄せ書きを集めた。写真は来場者の感想や応援メッセージなどが書き込まれたうちわ（トカチューン提供）
当日は十勝管内の高校生バンド１９組が出演し、約６０曲を披露する予定。昨年よりも各バンドの持ち時間が長く、同振興会の山本野乃代表（１７）＝帯広柏葉高３年＝は「複数校での混合バンドもあり、学校の垣根を越えて盛り上げる。より見応えのあるフェスになると思う」とＰＲ。副代表の関向雛さん（１７）＝同＝は「市町村ツアーで幅広い年代の方に親しんでもらったので、ここまで培ってきた勢いを感じてもらえたら」と話している。
会場には、キッチンカーが出店するほか、フェスオリジナルグッズの販売もある。入場無料。午前１１時半～午後５時。（児玉未知佳）
