収穫後の小麦畑に巨大アートお目見え 音更
【音更】音更町の日本一の小麦生産をPRする「麦感祭(ばっかんさい)2025inおとふけメロディーライン」(チームなつぞら主催)の会場の一つ「三浦農場」(東和東1線、三浦尚史代表)の収穫を終えた小麦畑に、巨大アートがお目見えした。9日に開催される麦感祭のイベントの一つとして熱気球の係留フライトなどで一般公開される。
巨大アートは、7月21日に収穫を終えた南側約9ヘクタールの一部に制作。三浦さんが同29日から3日間かけてGPS付きトラクターで縦160メートル、横100メートルのサイズで描いた。収穫した後に残った小麦の根と、裁断した緑肥のクローバーの2色の畑に、土を掘り返して輪郭をかたどった。
佐藤さんデザイン
フランスパンや食パン、あんパン、メロンパン、ドーナツなどが並ぶデザインは、町内4小学校77人の応募の中から、音更東士幌小3年の佐藤那音さん(8)の作品を採用した。中央部には、麦感祭のスポンサー企業「nippn(ニップン)」(本社東京)のロゴと音更大袖振大豆のマスコットキャラクター「おおそでくん」の顔も描かれている。
同農場では麦感祭当日、、熱気球の係留フライト(午前6時~同11時、当日1回3000円)や高所作業車(1回300円)で上空から鑑賞できる。
問い合わせは同農場の三浦代表(090・8899・1974)へ。(内形勝也)