「わくわくする新得つくろう」 湯浅町長が初登庁
【新得】新得町長選(7月20日投開票)で道内4人目、十勝初の女性首長として初当選した湯浅真希町長(48)が4日、町役場に初登庁した。湯浅町長は「職員の誠実さは町の土台。活気に満ち、わくわくする新得町を一緒につくろう」と職員に協力を求めた。
この日、午前8時45分に町役場正面玄関に到着した湯浅町長は、職員と支援者ら約130人に拍手で出迎えられた。湯浅町長は駆け付けた支援者に頭を下げ、笑顔で庁舎に向かった。
職員訓示では、「(選挙戦で)町の聞く姿勢が町民に伝わっていなかったことを実感した。対話の方法を見直し、大義と共感を大切にする。職員とも対話を深めたい。若手もベテランも、どんどん提案し、ご指導いただきたい」と呼び掛けた。
湯浅町長は新得町長選で1809票を獲得し、前副町長の佐藤博行氏との一騎打ちを98票差の接戦で制した。(吉原慧)