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「jtSPACE」ロケット 打ち上げ後に落下も観客は大満足

ロケットが一気に青空へと上昇する様子をカメラやスマホで撮影する観客ら(12日午前11時40分ごろ、石原秀樹通信員撮影)

 【大樹】台湾のロケット開発企業の日本法人「jtSPACE」のロケットが12日、大樹町内で打ち上げられた。目標の「宇宙空間への到達」は未達成に終わったが、観覧場所の商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」では、ロケットが一気に青空へと上昇する様子を観客らが見守った。

 観覧会場には同日午前8時50分の開場から、町内外から続々と人が集まり、打ち上げ5分前からカウントダウンがスタート。発射の瞬間を見守った。

 ロケット打ち上げの見学は「2019年(のMOMO4号機)以来」と話す本間栄治さん(48)は、カメラとスマホで動画撮影。「もともと航空機が好き。打ち上げられる瞬間を映像で残したい」と話し、「その瞬間」を狙って集中した。

 大樹町の白木敦士さん(8)は、父謙佑さん(40)、母香さん(37)、姉桜子さん(10)と一緒に来場。「ビューンって上がった」(敦士さん)、「音がすごかった。また見たい」(桜子さん)と話す姿に、香さんは「こうやってロケットが打ち上がるんだという様子を、住んでいるマチで見ることができて、子どもたちも喜んでいます」と話していた。(松岡秀宜)


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