「ハピまん」がＪＡ通販サイトで１位 加工品５０００点の頂点に ７月中旬まで記念セールも
全農の通販サイトの販売ランキングで１位に輝いた「ハピまん」
【音更】ＪＡ木野の子会社が運営する音更町内のスーパー「ハピオ」の中華まん「ハピまん」が、ＪＡ全農の２０２４年度の通販サイト販売ランキング（加工品部門）で、初めて１位に輝いた。受賞を記念し、サイト内で今月中旬までセールを実施している。年間２０万個を販売するヒット商品の人気が一段と高まりそうだ。（月森七海）
「ＪＡタウンアワード」は、年間１万２０００点が並ぶサイト「ＪＡタウン」の中で、年間売り上げが最多の商品を表彰するもの。加工品部門では約５０００点が扱われており、その頂点にハピまんが選ばれた。
ハピまんは、ハピオが自社ブランド商品として開発した中華まん。十勝産の小麦や北海道産のチーズなど素材にこだわり、ほんのり甘い皮とチーズの塩味のバランスが人気を集めている。年間２０万個を販売する異例のヒットで、いまや十勝を代表する加工品の一つに成長した。
ハピオでは過去２回、チーズの配合を変更するなど改良を重ねており、現在は３回目のリニューアルに向けてプロジェクトが進行中。鳥海正行取締役は「チーズのこくと伸び具合はそのままに、改めて味を追求したい。皮の味とのバランスも再検討している」と話している。今年度内をめどにパッケージを含め、全面リニューアルする計画だ。
ＪＡタウンでは、８個入りパック（４９８０円）を販売中。１４日までの期間限定で、内容量を１個増やした受賞記念セールを実施している。
