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クリスマスドローンショーが地域・まちおこし部門のグランプリ作品に 上士幌

ドローン500機が冬の夜空を彩った「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(2024年12月、平栗玲香通信員撮影)

 【上士幌】一般社団法人日本ドローンショー協会主催のドローンショーコンテスト「Japan Drone Show Creativity Awards」の「地域・まちおこし部門」で、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(実行委員会主催)がグランプリに選ばれた。実行委事務局のkarch(カーチ)で地域戦略部長を務める板橋正智さんは「選ばれて光栄。ドローンショーを通じて上士幌を知ってもらい、町に来てもらう人が増えれば」と期待を寄せる。(大健太郎)

 コンテストは、昨年発足した同協会が初めて企画した。ドローンショー全体の発展と、文化の向上を目指して開催。昨年国内で実施されたショーを対象に、協会理事らで審査した。

 「クリスマスドローンショー」は昨年12月、上士幌町の道の駅かみしほろで行われた。町や町内の観光地域商社カーチ、ドローンショー企業「ノースドローンショー」などで実行委員会を構成。LEDを搭載した道内最大規模となるドローン500機が、カラフルな光を放ちながら上空を旋回。上士幌を象徴する熱気球や自由の女神、クリスマスツリーなどの図柄を華やかに描いた。

 審査員からは「地元の魅力を生かしたユニークな構成」「町のふるさと納税の返礼品として、観賞席付きの地元食材を用いた軽食プランが提供され面白い」「ストーリー性のある演出で、老若男女問わず楽しませることができる作品」などと評価された。

 ノースドローンショーの菅沼利文社長は「エンターテインメントの側面から、町に根付いてきている。今後も町内のみならず、十勝にドローンショーを普及していきたい」と語った。

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