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全国大会へ最終調整、「日本一に!」 音更中吹奏楽部の4生徒

日本ジュニア管打楽器コンクール本選考会に出場する音更中吹奏楽部のメンバーら。左から吉田教諭、畑さん、石黒さん、石澤さん、佐野さん

 【音更】2025年第27回日本ジュニア管打楽器コンクール(日本音楽教育文化振興会主催、24~29日、東京・尚美バリオホール)の本選考会で、アンサンブル部門の金管の部(28日)に出場する音更中学校(野村勉校長)・吹奏楽部の生徒が、本番に向けて最終調整に励んでいる。

 いずれも2年生の石黒真央さん(14)、石澤結衣さん(14)、畑知花さん(14)、佐野文香さん(14)。4人は2月に非公開で行われた予選考会(音源審査)を通過し、本選考会の出場権を手にした。予選考会では本選考会でも披露する金管四重奏の「時の翼」(作曲・広瀬勇人)を約4分半にわたって演奏した。

 リーダーの石黒さんはホルン、石澤さんはユーフォニアム、畑さんはトランペット、佐野さんはチューバを担当。4人は小学3年生から音更小の3年生以上でつくる音更ジュニアブラスバンドに所属し、演奏技術を磨いてきた。

 中学校では吹奏楽部に入部し、演奏技術を高め合っている。顧問の吉田操織教諭(47)は「スピード感があって、柔らかい、勢いのある演奏を期待している」とエールを送る。

 アンサンブルをけん引する石黒さんは「日本一になりたい」と強調。畑さんは「聴衆のハートをつかむような演奏がしたい」、石澤さんは「記憶に残るような演奏を」、佐野さんは「練習で頑張ってきたことを出し切る」と張り切っている。

 日本音楽教育文化振興会などによると、同コンクールアンサンブル部門金管の部には、全国から予選考会を通過した小・中・高の27校がエントリー。中学生コースには音更中を含めて8校が出場する。表彰は小・中・高コースごとに行う。(内形勝也)

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