制服の採寸・販売会スタート 高校生活に期待
十勝管内の公立高校の合格発表が17日に行われ、管内各地で高校の制服の採寸や販売会が一斉にスタートしている。卒業式、受験を終えた中学生は晴れやかな表情で新たな制服に袖を通して、高校生活に期待を寄せていた。
「富士ヨット」の学生服ブランドを展開する「明石スクールユニフォームカンパニー」の直営店「スクールショッププラザA帯広店」は、17日に帯広市内の「とかち館」(西7南6)で、帯広三条高校、帯広農業高校、帯広工業高校の採寸会をスタート。18日は多くの親子が採寸に訪れた。
スタッフが手際よく中学生の着丈や肩幅などのサイズをメジャーで測り、合うサイズを提案。「(男子の)高校生は体格ががっちりしてくる」などと制服のサイズ選びについてアドバイスしていた。
帯広農業高校の制服を試着した更別中央中3年の松橋優斗さんは「やっと高校生になれるという思い」と語り、付き添った母の友紀世さん(45)は「背が伸びることを期待して少し大きめを選んだ」と笑顔。豊頃中3年の吉村颯翔さんは「高校生活に向けて新しい気持ちになった」と語り、母のそのかさん(38)は「1人目の子どもなので、こんなに大きくなったんだな」と感慨深い様子で話していた。(大谷健人)